【SVシングルS6】最終409位、690位【構築記事】

【結果】

TN:ドッピオ  1961(409位)

TN:ディアボロ 1918(690位)

【構築経緯】

  1. チョッキ持ちのディンルー、タスキ持ちのパオジアンの単体性能を評価して採用
  2. 上2匹でキツいどくびし、チオンジェン意識でふしょくキラフロルを採用
  3. ディンルーとパオジアンを通すためのステルスロックと相手の選出を確認するためのレッドカード持ちキョジオーンを採用
  4. 相手のマリルリキノガッサハッサム等に強く出られるゴツゴツメット持ちサーフゴーを採用
  5. 相手のキラフロルや受けポケ対して強く出られるみがわりめいそうのハバタクカミを採用

【詳細解説】

キョジオーン

テラスタイプ:ひこう

とくせい:がんじょう

もちもの:レッドカード

ステータス:207(252)-165(236)-150-xx-110-58(20)

わざ:しおづけ/じしん/ステルスロックじこさいせい

調整はHぶっぱ、Aは11n、Sは同族意識で20振り

テラスタイプはイダイナキバやキノガッサ意識でひこう

基本的に先発で出し、相手にアンコール持ちが多い場合はしおづけから、先発で対面した相手に定数ダメージを入れたい場合はステルスロックから入る。

こいつの働きで相手のポケモンの型を判別すれば裏のパオジアンやディンルーで詰められるパターンが多かった。

同族抜かれ調整のS個体値下げよりも、上を取った方が得することが多いと感じSに20振ったがもっと伸ばしても良いと感じた。

しおづけでイーユイやハバタクカミのみがわりが壊せるA振りが強かった。

パオジアン

テラスタイプ:ゴースト

とくせい:わざわいのつるぎ

もちもの:きあいのタスキ

ステータス:155-172(252)-100-xx-86(4)-205(252)

わざ:かみくだく/つららおとし/せいなるつるぎこおりのつぶて

上から強く殴るための最速AS、行動回数を確保するためタスキとテラスタイプゴースト

こいつより速い相手は大体ディンルーで撃ち合って勝てる。

135族ミラーでは多分1回もS負けてない。

ディンルー

テラスタイプ:でんき

とくせい:わざわいのうつわ

もちもの:とつげきチョッキ

ステータス:239(68)-178(252)-146(4)-xx-114(108)-75(76)

わざ:じしん/カタストロフィ/ヘビーボンバー/テラバースト

相手のおんみつマントサーフゴーに対する引き先

相手のスカーフ持ちやS上昇ブーストエナジーと撃ち合う役として活躍した。

参考→S5構築記事【最終5位 R2188】

キラフロル

テラスタイプ:どく

とくせい:ふしょく

もちもの:くろいヘドロ

ステータス:177(148)-67-124(108)-151(4)-144(236)-108(12)

わざ:ヘドロウェーブ/だいちのちから/キラースピン/どくどく

参考→【単体考察】腐食キラフロルの可能性

相手にチオンジェンが居ても、裏にはがねを置かれるだけでキラースピンさせて貰えないため択の発生は多い。

それでも型が割れてない段階ではこちらの有利な択になる場合が多いため使ってみて強いと感じた。

サーフゴー

テラスタイプ:ひこう

とくせい:おうごんのからだ

もちもの:ゴツゴツメット

ステータス:191(228)-xx-154(196)-153-111-115(84)

わざ:たたりめ/きあいだま/でんじは/じこさいせい

最終日2日前頃に連続してポイズンヒールキノガッサに何も出来ずに負けたため採用した。

(変更前はテラスタイプどくの「チオンジェン@たべのこし」)

ボックスに居たものから雑に選んでしまったが、キョジオーンに弱い型での採用は大間違いだったと感じている。

ハバタクカミ

テラスタイプ:フェアリー

とくせい:こだいかっせい

もちもの:たべのこし

ステータス:137(52)-xx-107(252)-167(92)-156(4)-185(108)

わざ:ムーンフォースサイコショック/みがわり/めいそう

もともとテラスタイプひこうの「カイリュー@ラムのみ」を長いこと使っていたが、チオンジェン解雇によりキョジオーンやヘイラッシャが重くなったこと、たべのこしが余ったことなどを理由に最終日にこのポケモンに変えた。

サーフゴーをおんみつマント型にして、この枠を何か別のポケモンに変えられればもっと順位を伸ばせたと思う。

この枠をテラスタイプじめんの「テツノツツミ@ブーストエナジー」に変えたことで500位→5000位付近に落ちた。

ハバタクカミに戻して構築記事を書きながら惰性で対戦し続けたら最終690位だったので、溶かしまくる前に気付くべきだった。

【あとがき】

目標を500位以内に設定していたので達成出来た安堵もあり、大きな課題に気付いたことが悔しくもあった。

最終日2日ほど前まで、勝ったり負けたりしながらも着実にレートが伸びていたため構築の改善を先送りにしてしまい煮詰めきれなかったことが今ひとつ順位を伸ばしきれない原因になってると自覚した。

以前から構築が噛み合わないと5桁、噛み合うと3桁と振れ幅が大きくなっていたことで、勝ててるタイミングでの構築変更に対し臆病になってしまっていたが、次にランクバトルに挑む時にはもっと強かに立ち回りたい。

【SVシングルS4構築】毒菱仮面と身代わりパラドックス【最終557位・741位】

 

【結果】

TN:ディアボロ 2007(557位)

TN:ピンブレット 1990(741位)

25日時点で両ロム1949、31日まで放置して最終日8−3(ディアボロ)

【構築経緯】

使用率が高く先発投げされやすいセグレイブの型判別やテラスタル強要が可能なマスカーニャの先発起用から組み始めた。

削られたマスカーニャはあまりサイクル加入出来ないので、対面で強いポケモンを並べ、そうだいしょうドドゲザンの火力を上げてスイープすることを考えた。

ふいうち択をより有利にする定数ダメージが入るどくびしを採用した。

 

【詳細解説】

マスカーニャ

テラスタイプ:あく

とくせい:へんげんじざい

もちもの:きあいのタスキ

ステータス:151-162(252)-96(44)-xx-90-187(212)

わざ:はたきおとす/じゃれつく/ふいうち/どくびし

ステータスは耐久面はセグレイブのつららばりx4耐え、Sは最速テツノブジン+3(11n)

構築の組み始め&ほぼ全試合先発で出していた。

1900まではどくびしの枠がけたぐりだったり、1950まではじゃれつくの枠がけたぐりだったりした。

・対セグレイブへの打点として、けたぐり(→じゃれつく)の採用

・対パラドックス(テツノドクガ等)への打点としてはたきおとす+ふいうち

・型次第で重いヘイラッシャやクエスパトラに有利を取るためのどくびし採用

構築上コノヨザルがキツくなってしまったことや、ニンフィアへの打点確保のため、けたぐりを切った。

ラスタルはほとんどしなかったが、キノコのほうし無効の「くさ」の方が少しばかり良かった気がする。

 

ドドゲザン

テラスタイプ:あく

とくせい:そうだいしょう

もちもの:くろいメガネ

ステータス:193(140)-198(196)-140-xx-105-92(172)

わざ:ドゲザン/ふいうち/みがわり/つるぎのまい

ステータスはたべのこし型の名残でHP193、Aは11n、Sはアーマーガアやラウドボーン意識で伸ばした。

ドドゲザンにみがわりの採用だけでヘイラッシャに有利を取れると考えていたが、ゴツメ持ちフェアリーテラスがそこそこいた為マスカーニャにどくびしを搭載した。

みがわりは対ハッサムインファイトを1発受けて耐久を下げさせたり、モロバレルに対しマスカーニャが寝かされた後に有利な展開を作りやすかったのでシーズン通してずっと使っていた。

つるぎのまいの枠がハサミギロチンだった期間があるがプレイングが雑になりがちで結果的に負け始めたため戻した。

ゴツメ持ちのカイリューヘイラッシャやドドゲザン意識でのギロチンだったが、変えるならテラバースト(フェアリー)が正解だった気がする。

酷く通りが悪い場合のみ選出しない。

 

カイリュー

テラスタイプ:フェアリー

とくせい;マルチスケイル

もちもの:ゴツゴツメット

ステータス:197(244)-154-138(84)-108-120-123(180)

わざ:ほのおのうず/じしん/アンコール/はねやすめ

かくとうの一貫切り枠としての採用。

準速ガッサ抜き、マスカーニャに飛んでくるマッハパンチに受け出してアンコールで流したかった。

相手の構築にセグレイブやテツノツツミがいるだけで選出を渋りまくってた時期が長く続いたため多分選出率4位くらい。

最終日は選出しまくって結果的に勝てたので、本来は選出率3位であるべきだった気がする。

 

テツノツツミ

テラスタイプ:ゴースト

とくせい:クォークチャージ

もちもの:ブーストエナジー

ステータス:131-xx-134-176(252)-81(4)-206(252)

わざ;ハイドロポンプフリーズドライ/みがわり/アンコール

選出率3位というか、5日間くらい?100戦近く?マスカ+ドゲザ+ツツミしか選出してなかった気がする。

バツキやカイリューを見て投げる。

カイリューの欄に記載した通り、セグレイブやテツノツツミを見たらカイリューを出し渋りこっちを選出することが多かったため、かくとう技を無効化出来るテラスタイプ「ゴースト」での採用をした。

どくびしを踏んだ相手が定数ダメージの蓄積を嫌ってドレインパンチを押してくれることが多いためみがわりが残しやすい。

特別ミラーに強い型というわけではないのに、ツツミを見たらツツミを投げていたし、ドゲザを見たらドゲザを投げていたが、多分カイリューで良い試合が多かったはず

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:フェアリー

とくせい:こだいかっせい

もちもの:たべのこし

ステータス:137(52)-xx-107(252)-167(92)-156(4)-185(108)

わざ:ムーンフォースサイコショック/みがわり/めいそう

HBはみがわりが一致イカサマ耐え、しおづけも耐える。

Sはテツノブジン抜き、マスカーニャまで抜いても良かった気がする。

受けループのメインウェポンがボディプレスやどくどくだと思うが、両対応した上で攻撃を通せるポケモンがいなかったためこの型で採用した。

全てのラッキー&ハピナスを破壊してくれた。

構築単位で重いニンフィアも択勝ちor最速起きで何とか出来るかもしれない。

中盤と最終日物凄く活躍してくれた姿はまさに神だった。

 

カバルドン

テラスタイプ:くさ

とくせい:すなおこし

もちもの:オボンのみ

ステータス:215(252)-132-152(4)-xx-124(252)-67

わざ:じしん/あくび/ふきとばし/ステルスロック

ジバコイルに強く出られる枠としてじめん枠の採用を検討した。

同時に相手のハバタクカミに強く、カイリューの型判別なども可能なためカバルドンを採用した。

テラスタイプはキノガッサなどにも無理やり仕事をすることを考えての「くさ」のつもりだったがそれ以上にジバコイルに対して削りが欲しいタイミングで活きた。

【選出パターン】

基本選出=マスカーニャ+カイリュー(orテツノツツミ)+ドドゲザン

対受けループ=ハバタクカミ@2(主にカイリュー)

ドドゲザンの通りがあまりにも悪い場合=マスカーニャ+テツノツツミ(orハバタクカミ)@1

 

ドドゲザンの通りがあまりにも悪いと感じるのは、相手にドドゲザン+カイリュー+高耐久かくとう(イダイナキバorテツノカイナ)の3枠が揃ってたりする場合のため、他のポケモンの選出が生きる。

 

【キツいポケモン

ニンフィア

・先発ブーストエナジー(ブジン、耐久振りドクガ、テラスしたハバタクカミ等)

・スカーフトドロクツキ+カバルドン+毒菱回収→マスカーニャが蜻蛉砂で落ちるが、毒菱回収さえなければ裏のツツミドゲザでぼちぼち勝てる。

・技範囲広いドドゲザン

ロトム→重いというほどではないが、基本選出があまり有利取れてないので地味に仕事される

 

【あとがき】

25日時点で3ロム平均1950だったが、せっかく厳選したのにトドロクツキ使ってないことに気づきスカーフトドロクツキ入りを適当に組んでメインロムを数日間回していたら30日時点で5桁に落ちた。

31日の午前にメインロムで5桁から1950手前くらいまで戻せたが他のロムの順位には追いつけず、夜勤明けだったので最終日はほとんど寝て過ごした。

夜勤の出勤前にディアボロロムで対戦し5-3で少しレートが上がり、帰宅後に2戦して2000到達したので一安心した。

25日まででは自信がそこそこで、そこから溶かした時は不安だったが構築と共にレートが戻ったことで自信が取り戻せた。

構築の練度は大事にしたいのと、最終日5桁でも時間と構築があるなら戦えると感じた。